社長ブログ
注文住宅の家づくり!ヒートショックを考える
先日あるデータを見ていると65歳以上で2018年に浴室で亡くなっている人は4900人いるそうですね。
それに対して65歳以上の交通事故で亡くなっている人は2508人でした。昨今では浴室や洗面所などで起きるヒートショックが問題視されていますね。
よく新築などで気密性や断熱性をアピールする会社がありますがそういった会社はよく洗面浴室でのヒートショックの話をされます。
ここで大事なのが暖房のない状態で洗面所浴室が暖かいわけではありませんので間違わないでください。
よく家の中が暖かいですよと過剰に言う会社を良く耳にしますが勘違いしないようにしてください。その営業さんが言うのは『少し寒さがましですよ』を『暖かいですよ~』と言っています。
嘉麻市や飯塚市などは九州の中でも冬場は1度~2度低いですよね。本当に洗面所を暖かくしようと思えば、5~10万ぐらいで洗面暖房を設置する方が確実に暖かいです。
また浴室暖房乾燥機などかなり普及してきてますので、お風呂に入る30分ほど前から暖房を入れておくのも有効です。その際はお風呂の扉を開けて洗面も一緒に暖めてください。私はヒートショックなどをより考えるのであれば場所によっては機械に頼る方が間違いありません。
どんなに高気密や高断熱を売りにしている建物でも熱源が無ければ寒いままです。そのような過剰な表現に騙されないように気を付けてください。
ひのきの香房木楽家
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