こんにちはひのきの香房木楽家の高木です!
今回は安心安全な暮らしを実現するには欠かせない
許容応力度計算という建物の安全性を確認できる方法をご紹介いたします!
木造住宅を建てるとき、安全に長く住めるようにするためには、
建物にかかる力をしっかり計算しなければなりません。
そのときに使われる方法のひとつが
「許容応力度計算(きょようおうりょくどけいさん)」です。
何を計算するの?
木造住宅には、さまざまな力がかかります。
例えば:
✅ 建物の重さ(屋根や壁、家具など)
✅ 人の重さ(住んでいる人や家具の荷重)
✅ 風や地震の力(台風や地震が起こったときの揺れ)
こんな力が掛かりすぎると木が割れたり変形したりする場合があります。
そうなると壁紙にヒビが入ったり、ドアや窓が開かなくなったり
家に不具合が出てしまいます。
そんなところに、大きな地震が来たら・・・
なぜ木造住宅でも計算が必要?
木造住宅は地震や台風に強くするために、
しっかりと構造を考えなければなりません。
許容応力度計算を行うことで、こんなメリットがあります。
✅ 地震や台風に強い家になる
建物を支える柱や基礎などがしっかりとした強度を持っているか
確認できるので災害に強い家をつくることができます。
✅ 長く安全に住める
柱や梁に無理な負担がかからないようにできるので、
木材が変消したり劣化したりしにくく、長く安心して住める家になります。
✅確実な安全性を証明できる
許容応力度計算を行うことで、「この家は安全に建てられている」という
確かな根拠になるのでより安心した暮らしができます。
まとめ
木造住宅の許容応力度計算は、
「柱や梁などの木材が、実際にかかる力に耐えられるかを調べる計算」
この計算をすることで、より安全で長持ちする家を建てることができます。