今日は無垢材のお話しです。
現在床材には①シート材、②突板材、③ヒキ板材、 ④無垢材があります。
それぞれ特徴が違います。
最近各会社で多いのが①のシート材を利用した合板のフローリングになります。シート材はこの中でも最も傷には強いフローリングになります。
②突板材とは、天然木から削り出された、厚さ0.2~0.6m/mほどの薄い単板を合板に張り合わせたフローリングになります。特徴は無垢材のように湿度や温度で隙間が出たり反ったり、割れたりと言うような現状が起きにくく無垢の表情を感じながら安定したフローリングになります。床暖房等にも対応しています。
③ヒキ板タイプは更に高級感を高めた無垢のフローリングに近いものとなります。表面に薄めの無垢(厚さ3m/m程度)の板を張ったものになります。見た目は無垢と遜色ありません。床暖房にも対応した物が多いですね。
④最後に無垢のフローリングですが、最も無垢の表情を味わいたい人向けですが無垢のフローリングを使用するときにメリットだけではなくデメリットもしっかり知っておくべきだと思います。何故かと言えば仕上がってからこんなんだったらやめていればよかったと言っている人も世の中には多いでしょうから知っておいてください。まず無垢のフローリングの場合には隙間は出ると思っていて丁度いいと思います。隙間にごみが詰まるのは嫌と言う人は無垢のフローリングを避けた方が賢明です。無垢の場合に考えられるのは隙間、割れ、反り、傷のつきやすさです。ただし風合いや表情は何とも言えないぐらいいいですよね。傷はフローリングの木の樹種によっても硬い木なら傷もつきにくかったりします。こういったデメリットも気にしないと言う人は無垢を使えばいいのではないでしょうか。
隙間ができるのはどの会社も補償対象外になっていると思いますので注意してください。
床暖房もに対応していない物も多いので注意してください。