社長ブログ

グラスウールは本当に悪いのか?

最近もよくお客様からの質問で断熱材の話になった時に
グラスウールは内部結露起こすのでダメなんですよね?
と聞かれます。

 

確かに住宅会社側が断熱検査なども含めしっかりとした管理体制がなく大工さん任せではダメですとお答えします。

 

そうすると皆さんびっくりされます。

 

他の会社でグラスウールで建てた家のボロボロになった写真などを見せられてこんなになるのでダメですと説明されたと言われるのですが、どこでも自分たちの使用している断熱材を良く見せる為にはグラスウールは絶好の断熱材と言えます。

 

今から30年40年前で言えば大手のハウスメーカー含めでほぼ断熱材はグラスウールでした。

 

確かに大手の建てた建物でもリフォームをすると内部結露を起こしている場合が何度もありました。

 

これには原因があります。

 

入れ方に間違いがあったという事、そして管理体制も良くなかったのでしょう現在ではすべての会社とは言えませんが、管理体制がしっかりした会社が増えてきていますンのでグラスウールでも全く問題ありません。

 

グラスウールはまだ現在においても国内で最も使用割合の多い断熱材です。まだまだ50%近いシェアを占めています。

 

グラスウールが本当に悪い断熱材なら大手のハウスメーカーが多く使用しているわけですから大手のハウスメーカーが悪い建物と言う事になります。

 

決してそんなことはありません。

 

断熱材が悪いのではなく断熱材の入れ方が悪いのです。しかしこれは大工さんにまかせっきりではダメです。近年多くなってきたのが吹き付けウレタンフォームですがこれもメリットばかりではありません。

 

特にウレタンだから結露しないと言っている人はこれこそ怖いですね。

 

ウレタンの場合気密シートを内部側に貼らない業者が多いのですがこれは絶対に貼った方良いですね。

 

販売している会社がシートが無くても大丈夫と言う言葉を信用して問題が国内の多くの会社で起きている事実もあるのです。

 

私も全国各地の多くの住宅会社とのお付き合いの中で様々な生の情報が流れてきます。

 

どんな断熱材においてもメリットとデメリットが必ずありますので注意してください。

 

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